2025/7/25 医療法人社団 いずみ会 北星病院 リハビリテーション科 澤野純平様をお迎えして、「労働者における転倒・痛み予防」と題して、転倒災害・腰痛災害の発生状況と課題、そして予防についてのお話と実際にバランス感覚の確認や転倒予防運動など実演を交えてご指導を頂きました。
厚労省の発表によると転倒災害、腰痛災害の発生状況は墜落、挟まれなど設備等に起因するようなものは35年前から減少に転じ15年前から横ばいに推移しております。これに対し転倒災害は15年前から増加傾向にあります。この原因は労働者の高齢化によるものと見られております。

労働災害発生後の回復度合いについても年齢が高いほど復帰に時間がかかることが判っており、経営に与える影響は大きいと考えられます。敏捷性やバランス能力を確認し、これを予防するための運動を行いました。各々が思っている以上にバランス能力や筋力の低下を思い知りました。

デスクワークや長時間の車両運転の多い会社ですので、特に腰痛予防は大切だと実感しました。今回のセミナーを参考に仕事中に予防運動を取り入れるなど今後に活かしたいです!